礼節が人を作る
一作目が凄い好きだったんで見たんだけど感想としては、うーん、、、って感じ
確かにアクションシーンは燃えるしハリーが戻ってきたのも嬉しい。
でもなぁ、なんかなぁ、全体的に雑だなぁて印象が
とあるキャラが退場するシーンがあるんですが退場の仕方が雑、もっと他になかったのかと思いましたね。無理やり感動っぽくしても無理だよと。
んー、これは監督なりの続編はもー、やらないぞっていう決意表明みたいになもんかな、それはうがった考えすぎるか。
悪いとこばっかり言ったのでいいところも、アクションシーンはやっぱり楽しい。
スーツケースからミサイルとかデスペラード過ぎるけど軽快な音楽でちょいグロなアクションをバンバン決めるのは前作ゆずり、というかマシューボーンお得意の手法なのかな？キック・アスとかまさにそうだし。
スーツケースからミサイルとかデスペラード過ぎるけど軽快な音楽でちょいグロなアクションをバンバン決めるのは前作ゆずり、というかマシューボーンお得意の手法なのかな？キック・アスとかまさにそうだし。
あと、エージェントウィスキー役のペドロパスカルが活躍してたのは良かった。
チャニングテイタムより全然活躍してた、っていうか活躍しないキャラがいすぎてね、ジェフブリッジスは絶対悪いヤツだと思ってたのにただいい人なだけで拍子抜け。
このペドロパスカルですが僕が最近どハマりした海外ドラマのナルコスでメインを張ってた俳優なんであっ、ペーニャだ、ペーニャじゃないか！って勝手にテンション上がってました、なんでもゲームオブスローンズにも出てるとか出てないとか。
超カッコいいってタイプではないんですが男の色気というか渋みというかワイルドな男の香りがするよね。
ブロンソンとかそれ系の。
なんか申し訳程度の続編って感じがすごいして僕は正直がっかりでした。っていうのも、作品の大きなテーマみたいなのは前作でやってしまって、今回はとりあえずなんか面白アクションをバンバンみせちゃえ、お得意のブラックジョークたっぷりで。エルトン・ジョンもでるよ！みたいな。
いや、お祭り映画に何文句いってるんだっていえばそうですけど、一作目のようなちょっとした深みも欲しかった。貧困街で仲間とくすぶっていた若者がスパイの訓練を受けて、師匠である紳士から礼節を学び、新たな紳士へと成長していく若者の成長譚としてうまくまとまっていたんですよ。前回は。
今回は仲間サイドのことはハリーが生きてた！ってのがメインで他は、まぁ、いいでしょ。みたいな。
いや、確かに観客が求めてるのはそのハリーだけだけども、他もね。もうちょっとフォローしないの？ロキシーとか結構好きだったのに……。
