マインドハンター
マンハントに続き、FBI心理捜査官モノ。
というかマンハントより昔の心理捜査を元を築いた人々の話。
化け物を捕まえるには化け物の考え方も知る必要がある。その考えのもとに凶悪犯罪者たちとの対話(というかインタビュー)をすることになる。
統計立ててちゃんとしたデータにしようと主張する博士と想定問答など守っていたら犯人たちの心に触れることなど無理だと型にはまらない質問や会話などで進めようとするホールデン。時にはルールを破ったやりかたをして反感を買うことも。
活動を続けるうちに、自分たちの助言で犯人を捕まえることができたことで、気をよくする捜査官たち。
派手なアクションもなければ壮大な事件を負う。という続きの気になるタイプのドラマではないが、メインは犯罪者たちとの会話シーンだ、時には褒めたり、共感したりと犯人たちと距離を近こうとする(あくまである程度の距離は保つが)そして、そんなことを知って、あるいは知らずにのらりくらりとかわす、あるいは怒り出したり
また、犯人役の役者たちがまた全員うまい。会話の時の妙な緊張感や、ふとしたときの「あ、コイツやっぱ普通じゃない、ヤバい奴だ!」と思わせる感じが抜群。特に主人公と深く関わるようになるエド・ケンパー役がスゴイ。
続きモノではあるけど続きがきになってしょうがないっていういわゆるクリフハンガー的な引きはほとんどなくぬるっとはじまりぬるっと終わる。じゃぁ、面白くないかっていうとこれが面白い説明しづらい感じの面白さです。
あ、でもシーズン1の終わりかたは実に続きが気になる。