メール爆弾(物理)
前もいいましたけどNetflixやらAmazonやらが快適すぎてそこから動画を見る日々です。こんな風になったらよっぽどじゃないとビデオ屋はいかないですね。
今後TSUTAYAごっそり減りそう。
さて、そんなNeflixで今回見たのは『マンハント』
原題は『MANHUNT:UNABOMBER』マンハントっていうと福山雅治のマンハントのほうがでてきそうですけどね。っていうか売れてるんだろうか全然話題になってないけど。
で、ドラマのほうですけど内容としては、かつて全米を震撼させた爆弾魔ユナボマーをFBIがどのように捕まえたのかを描くクライムサスペンスです。
ユナボマーというのは1978年5月から1995年にかけて全米各地の大学と航空業界および金融関係者に爆発物を送りつけ、3人が死亡、29人以上が重軽傷を負った事件を起こしたアメリカに実在した連続爆弾魔の通称です。
[ユナボマー(Unabomber、University and Airline Bomberを短縮した造語)]
当初は大学と航空会社をメインに犯行を繰り返していた為。そう名付けられたみたいですね。
「深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いているのだ」というニーチェの言葉のように犯人の声明文を読み込み犯人の思考をトレースするうちに自分自身おかしくなっていく主人公。これは連続殺人犯を追う刑事ものではあるあるですね。
凶悪な犯人を執念で追い詰める主人公。とうのはよくある構図ですが面白いのが個人言語(ちょっとした言い間違い、頻繁に使う言葉、逆に全然使わない言葉)を頼りに個人を特定するというものです。出身地、年齢、環境など、学歴のあるなし、etc…。
ただ、捜査官がスゴイ優秀だったかというと微妙なような。新聞に載った犯行声明というか論文、通称「ユナボマー・マニフェスト」を読んだ論調や使用語句が自分の兄に似ていると感じた実弟がFBIに通報っていうのがきっかけになっているので弟が通報しなければ、あるいはユナボマー・マニフェストが送られなければ捕まることはなかったのかも知れないと思ってしまいます。
しかし、犯人の性格上爆弾を送るという衝動を抑えきれなくなり何度も犯行を繰り返すうちに何らかのミスを犯したりボロがでてつかまりそうですが。そうなるとさらに犠牲者が増えていた可能性もあるので早めでよかったのかな。
八話ぐらいでサクッとみれます。多少たるいシーンはあるけども。
一話丸々犯人サイドの話みたいなのもあります。
有能な陰キャがこじらせていく様は同じような陰キャとして勝手に感情移入しちゃいましたけどやるならなぜ自分にひどいことをした教授にやらない!?と思いましたけどね。
サム・ワーシントンといえばマッチョキャラのイメージだったけどターミネーター4とかアバターとか(アバターは実質CGの方が多いか)以外にぬぼーっとした感じが似合う。そういえば ベン・アフレックもぬぼーっとしたような役が似合ってた。
あとこれは全然余計な情報だけど比較言語学の先生が妙にエロい。